【ココロの話】私は目立たない存在・・・我慢の心理学

忘れられる私

 

あるクライアントさんの学生時代のお話。

 

私って、よくみんなから忘れられてたんです。

学生のころって、女子はグループを作ること
よくあるじゃないですか。
独りが不安だというのもあって、私も
グループの中に入っていました。

でも、グループのみんなで次の授業のため
教室を移動したりするとき、よく忘れられてました。

気がつくと、みんないなくなっていて、
追いかけるパターン。

やっとみんなに追いつくと、

「あれ?ごめんね~おいてきちゃったのね。」

意地悪されていたわけではないんです。
でも、私って、影が薄い存在なんだなと・・・

寂しい気持ちになりました。

 

存在感オーラ満載とはいかなくても、やっぱり

「私はここにいる」

自分の存在を知ってもらいたいという思いを持つのは
ごくごく自然なことだと思います。

こちらのクライアント(Kさん)も、社会人となった今でも
”影が薄い私”を感じる体験をされていました。

 

自分の存在をアピールできない・・・影が薄い私

 

おギャーと、この世に誕生したとき、既に

”影が薄い赤ちゃん

って、ほとんどないのでは?

赤ちゃんのころの私たちって、感情むき出しで

お腹がすいた!
おむつ変えて!
ママ、抱っこして!

まだ言葉を使えないから、欲求が満たされるまで
おギャーと泣き続けますよね。

 

では、いつからこの”影が薄い”私が作られたのでしょうか?

原体験はどこにあるのでしょう?

 

セッションの中で明らかになった、いくつかの例をご紹介します。

 

要領の良い姉と比べられてきた私

 

明るくハキハキとして、ニコニコと人懐っこい笑顔。
そんな姉に対して、私はと言うと・・・
やることなすこと、ワンテンポ遅い。

要領の良い姉は、甘え上手、おねだり上手。

 

お姉ちゃんは出来がいいのに、どうしてあなたはそうなのかしら・・・

 

イライラしている親の顔をうかがいながら、
その機嫌を伺ってびくびくしている。

親にしてみれば、それはたわいない小言やイライラなのかもしれません。
それでもこんなことを言われ続けると、
子どもにとっては、自分の存在を認めてもらえないように感じてしまいます。

「どうせ、私なんか・・・」

この思いが、自分を卑下してしまうような現実を作り出していくのです。

 

注目される存在となったら、そのことでいじめの対象に。

 

勉強もスポーツも良くできて、クラスでも目立つ存在だった。

でも、ある日突然、クラスメートから無視されたり、
いじめられたり・・・。

いったい、私が何をしたんだろう?
彼女たちのかんに触るようなこと、何もしていないのに・・・

人は自分にない(と思っている)ものを持っている人に対して
憧れを抱いたり、嫉妬したりと、さまざまな感情を抱きます。

特に嫉妬の感情がベースにあると、その感情をずっと持つのが嫌で、
自分の中から嫉妬を放出しようとします。

放出の方法が、相手が不快に感じることをする。

無視したり、いじめたり。

昨日までとはうって変わってその態度の変化に、
された方は戸惑い、理由を探してもわからない。

目立たないように。
目立たないようにすれば、いじめられないんだ。

自分の存在をあえて消してしまうのです。

 

手のかかる家族がいた。わがままが言えない・・・

 

こんなケースもありました。

やんちゃで、気まぐれ、言い出したら聞かない。
場所を選ばす、怒り、泣き出す。

そんな兄弟を持ったYさん。

ご両親は、何とか弟さんの機嫌を損ねないように、
あの手この手を尽くしてなだめていたそう。

そんな親の大変さを間近で見ているから

迷惑かけちゃいけない。
良い子でいなければ!

と、本当は甘えたい気持ちをぐっと抑えてしまう。

いわゆる「いい子症候群」ですね。

 

「いい子」なので、周りを見たり、人の気持ちを考えることが得意。

でも、自分の気持ちを後回しにしがちになるのです。

「人に迷惑をかけないように」 これが先に立つから。

 

さあ、あなたの”我慢”のきっかけは、何でしたか?

そのルーツが子ども時代にあるとしたら、さあ
もう自分という存在をアピールしてもいいのです。

 

どんなあなたを知ってもらいたいですか?

 

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