【私のこと】ほめられても、受け取れなかった私。低いセルフイメージ。

何言ってるんだろう・・・???
「よかったよ!」って、少しも良くないのに。
どこを見て良いと思ってるんだろう?最悪でしょ!自分でもイヤになるくらい。
「誉め言葉」にめっぽう弱い。
私、以前はそんな人間でした。
弱いっていうのは、うれしくなってデレデレって、思わず口元がゆるんじゃう
そちらのタイプではなくて(今の私はこちらです♪)。
誉められても全くうれしくない。どう反応していいものか、いつも固まっていました。
そんなパターンが顕著に出ていたのは、舞台俳優をしていたころのこと。
お友だちや仕事場で知り合った方々が観に来てくださって、
舞台が終わり、劇場の通路で挨拶しているとき
「よかったわよ!泣いちゃったよ!」とか
「いつもと全然ちがうね~。別人みたいだったよ。」とか
今にして思えば、皆さん、とっても素敵な言葉のシャワーをたくさんかけてくれました。
私のことを知らない人だって。
でも、そのころの私、この言葉のシャワーが全くうれしくない。
何を言ってんだか、わからない。
私のことおだててるの?? もういいよ、そんな気休め。私には必要ないから。
こんなダメ芝居、お金取れないでしょ。 自分でもイヤになる・・・
お客さんが嬉しそうにお芝居の感想を話している間中、こんなことばかり
頭の中で呟いていたのでした。
「誉め言葉が受け取れない」は、私が私をどう思っているのか、どう判断しているのか
=セルフイメージ
これに大きくかかわってきます。
セルフイメージが低いと、どんな誉め言葉も称賛も受け取れないのです。
だって、自分のことだって思えないから。
誰かほかの人のことのように思えてしまうから。
私は褒められるような、称賛されるような人間ではない。
そんなことあるはずない。 が大前提にあるから
どんな言葉もウソのように聞こえてしまったり
自分でもそのように思い込もうとさえすることがあります。
固まって顔が引きつっている私を見て
みなさん、どう思っていたのかしら。
このセルフイメージと徹底的に取り組んだことで、私は今では
「ありがとうございます!!」って満面の笑みで受け取ることができるようになりました。
いえいえ、それほどでも なんて 謙遜は全くしません。
誉め言葉を受け取れるようになると、自信が湧いてきて
自信が湧いてくると、たとえ人に評価されなくても、
「よくやった!」と自分自身に言えるようになり、
それが可能になってくると、次はどこをどう修正していくか
これに冷静に取り組めるようになりました。
以前は全否定だったからね。
あなたは、あなたのことが好きですか?
どれくらい好きですか?
あなたは自分のがんばりを認めてあげていますか?
どれくらい認めてあげていますか?
セルフイメージが変わると人生は大きく変化する。
これは、私自身の体験から確信を持って言えることです。