「贅沢な悩みじゃん・・・」それでも本人には悩みなのです

人には「贅沢な悩み」と思われるかもしれないけれど・・・

「それって、贅沢な悩みなんじゃない??」

 

友だちや周りの人の話を聞いていて、こんなこと感じたこと
ありませんか?

はあ~ なかなか痩せないのよね・・・
食事制限してるんだけど。

→ええっ? その体型で痩せる必要あるの??
 既に痩せてるでしょ!
 (それって、私に対するイヤミ?)

もっと待遇の良い会社に入ればよかった・・・

→私よりあなたの方が知名度高い会社なんだけど
 給料も私よりもらえてるよね?

うちの旦那、給料安いから・・・

→何言ってんの! 戸建も買ったし、子どもたちも有名中学
 車だって〇〇タの”〇ク〇ス”・・・豊かじゃないの!

(婚活で)なかなか素敵な結婚相手が見つからなくて・・・

→おいおい! 土日はいつも顔合わせやデートじゃないの!

 

“さりげなく自慢”の方は別にしておいて

それって贅沢な悩みでしょ?って傍から思えることでも
悩んでいる当人にとっては、悩みなのです。

 

実は私も一部の方から見たら「???」となるような
悩みを抱えていました。

それは・・・

 

学歴・職業歴に対する悩み

地方の女子大を卒業した私は、お芝居を学ぶために上京しました。
同期の中には大学を出てから芝居をやる人があまりいなかったので
彼らからはよくこんなことを言われました。

大学なんか卒業しやがって
だから頭が固いんだよ

(・・・)

 

これを言われて私、どう言葉を返していいのやら、困ってしまいました。

だって、私にとって自分の卒業した学校は世間で言われている
ハイレベルの学校ではなかったから。

(そんなこと言われても・・・うちの学校、名門じゃないし・・・
 希望していた学校は受験に失敗してるし・・・)

 

実は学歴コンプレックスを抱えていたのでした。
これは通学していた4年間ずーっと抱えていたことでした。

 

そして職業についても同じようにコンプレックスを抱えていました。

 

心理セラピーを提供する仕事につくと決め、その準備のため
自分のプロフィールを作成することに。

どれどれ、(先輩や同業者さんは)どんなことを書いているのかしら?

ホームページやブログを見てみると・・・

 

〇〇大学を卒業 → 有名大学じゃん!

〇〇会社に入り → すごい有名企業じゃん!

〇〇部署で人事・研修を担当 → 人に関わる仕事やってるのね!

延べ人数〇〇〇人の・・・・ → うぐぐ・・・

 

もうダメ・・・私なんぞ、ちゃんと就職もしてないし
正社員として責任ある仕事についたこともないし
そんな人数の人たちと関わったこともないし

 

ど、どうしよう・・・

こんな気持ちになりました。

 

今でこそプロフィールやブログに
舞台俳優をしていたことが書けるようになりましたが
その当時は隠したい過去だったのです。

なぜなら

舞台俳優一筋で食えてないし
ずっとアルバイトや派遣で食いつないでいたし
舞台俳優としては、全く知られていない存在だし

正社員としてちゃんと働いていないから 人の悩みがわからない
だから人のお悩み解決のサポートはできないんじゃないか・・・

 

職歴コンプレックスがさらなる悩みを生み出して
プロフィールを書けなくなっていました。

そんなとき、当時私のサポートをしてくれていた
メンタルコーチの一言に救われました。

 

派遣でたくさんの企業に行ったんでしょ?
それぞれの企業で色んな職場を見てるよね?

思い出してみて

それぞれの職場でどんなことがあったのか?
自分自身を含め、どんな悩みがそこにはあったのか?

 

ああっそうか!

コーチが別の視点を与えてくれたことで、
私は少しずつ自分の経歴について人に話せるようになっていきました。

 

私が怖れ、こだわっていたもの、それは

持っていないことに対する怖れ

肩書きや実績。「私が何者であるか?」を表すものでした。

 

誰もが知っている〇〇大学卒
〇〇企業に就職
〇〇の実績

 

これを持っていない私は、“価値がない”ということです。

 

このままの自分では価値がないから。

そのころの私は、外側を埋めることで自分を価値を見出そうとしていたのでした。

 

でも、これって全て外側のお話。
自分が十分だと思えていたことでも、
それ以上に有名・経験・スキルが上の人と比べると
途端に自分に価値が見いだせなくなってしまうのです。

自分には誇れる経歴は何もない

 

この怖れから少しずつ少しずつ、
自分に対する間違った思い込みを手放していきました。
徐々に自分の経歴を人に話すことに抵抗がなくなってきました。

人からは「私の周りにはいませんよ!」と珍しがられ、
私の話(ほとんどやらかした話^^笑)を興味深く聞いてもらったりしています。

 

私たちそれぞれの「私」という存在
それは実にユニークな存在なんです。

それなのに、“自分には何もない”と、
外壁を埋めようと躍起になる。

本当は中心にある家(私そのもの)が一番大事なのにね。

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