「怒り」を使って人とコミュニケーションをとると・・・

こんにちは。心のセラピスト・メンタルコーチ かおりです。
思い通りにならないから、怒りをぶちまける人
あなたの周りには、いませんか?
「怒り」を使って人とコミュニケーションをとる
例えばこんなこと。
恋人(夫・妻)が自分の言うことを聞かないから
子どもが自分の言うことを聞かないから
職場の同僚が自分の意見に同意しないから
こんな人もいました。
たまたま入ったお店の店員さんにぞんざいに扱われた(と感じた)
通りすがりの道、向こうから歩いてくる人とぶつかりそうになった
⇒ 暴言を吐いたり、つっかかったりする人も
・相手に理不尽な対応をされた(と感じる)
・相手に否定された(と感じる)
・相手が自分に従ってくれない(と感じる)
などなど、自分の思い通りにいかなかったとき
ん、もうっっ!!
思わず暴言を吐いたり、イヤミを言い続けたり、無視したり
私が不愉快なのは、ぜんぶあの人のせいだ! だから、
私が怒るのは当然!
誰しも自分の思うとおりになったらいいと思うもの。
パートナーシップや仕事、人間関係でも。
でも、なかなかそのようにはいかないから、
悩んだり、苦しんだり、イヤな気持ちになったり・・・
だから、相手にその気持ちをぶつける
これって、意識的にも無意識的にも人や状況をコントロールしたい
そしてコントロールするために「怒り」を使っているのです。
そうなると売り言葉に買い言葉、関係はどんどん悪化していきます。
やがて相手は離れていく・・・
関係が終わってしまうと、
私は悪くない。私が不愉快なのは、あの人のせい! と
怒りが恨みに変わり、ずっと相手を恨み続けることになる。
そのまま心の成長は望めません。
Q:どうして、そんなこと言ったの?
A:〇〇さんが私(俺)の言うことを聞かないから
って、当たり前でしょ!? 相手はあなたの執事でも小間使いでもありません。
これがやがてはモラハラ、パワハラ、DVにつながっていくことも。
相手が「YES」と言ってくれないと、怒りを相手にぶつけがちな方へ
「怒り」で人を思い通りにしようとする。
その心の奥にある欲求と向き合うこと
まずは、
・自分にはそのパターンがあることに気づく
もし思い通りにいかなくて「怒り」が湧いてきたら、大きく深呼吸して
・「怒り」の下にはどんな気持ちがあるんだろう?
・相手が思い通りにしてくれないと、本当はどんな気持ちになるんだろう?
そうやって、自分の心と会話してみてください。
実は「怒り」は、”本当に感じていること”を隠すマントなのです。
さあ、マントの下に隠れているもの、それは何でしょう?