自分責めの下にあった「本当の気持ち」はこれだった

こんばんは。心のセラピスト・メンタルコーチかおりです。

あるクライアントさんのお話。

電話がひっきりなしにかかってくる部署で働く彼女。
電話に出ることにいっぱいいっぱいになり、
他にやっている仕事でときどきミスをしてしまうそう。

そんなとき、彼女は自分に対してこんなふうに思っていました。

どうしてこんな小さなミスをするの!
どうしてみんなと同じように仕事が出来ないんだろう・・・
他の人は要領よく仕事をこなしているのに
どうして私はこうなんだろう・・・

人づきあいも上手くできないし・・・

私はダメな人間・・・

 

彼女が自分を責めるようになったのは
実はもっと以前からでした。

何か上手くいかないことがあるたびに
自分のせいなんじゃないか
そんな思いが自動的に湧き上がってしまうのです。

セッションを進めていくと
この「自分を責めるクセ」の元になっている体験にたどり着きました。

それは幼いころのお母さんとの会話の中にありました。

 

二人姉妹の彼女。お母さんは要領のいい姉と彼女をよく比べては
彼女に厳しい言葉をかけていました。

お姉ちゃんはできるのに
どうしてあなたはできないの

お姉ちゃんのようにやってよ

機敏に動くのが苦手で、ワンテンポ遅れがちだった彼女に
お母さんは厳しかったのです。

 

小さな子どもにとって、親の言葉は絶対
それが“真実”のように思ってしまいます。

本当はその人の個性かもしれないのにね。

やがて彼女はお母さんの言葉をそのまま自分の独り言にしてしまいます。

どうして、ちゃんとできないの!

実際にはお母さんは既に亡くなられているのに
彼女の心の奥にはおかあさんの言葉が壊れたレコードのように
延々となっていたのでした。

「自分は人と比べてちゃんとできない」

自分自身に対する怒り

彼女はこれをずっと抱えて生きてきました。
それが焦りを呼んで、ミスをしないようにと思いながらも
ミスを繰り返してしまうパターンを生んでいたのでした。

彼女のお母さんの言葉は「真実」なのでしょうか?
本当に彼女は“できない人”なのでしょうか?
本当に彼女は”要領の悪い人”なのでしょうか?

これは全て彼女のお母さんの目(基準)を通して見たものであって
真実ではないのです。

お母さんは彼女を自分の基準に合う人にしたかったのです。

怒ったり、姉と比べたりすれば頑張るだろう。
私の基準に合う人になってくれるだろう。

お母さんは彼女をコントロールするために、怒りと言う感情を使ったのです。
もちろんそんなこと、お母さんは気づいていませんが。

彼女は自分の「本当の気持ち」を知るために、
自分の感情をたどっていきました。

感情はそれを受け止めて感じてあげると、消えていきます。
するとその下に隠れていた感情がまた浮かび上がってきます。

 

たまねぎの皮を思い出してください。
皮をむくと、その中にはまた皮がありますよね。

自分を責めるその下にあったのは、お母さんへの怒り。

うるさい!!
黙れ!!

そんな言葉を口にするようなタイプには見えない彼女が
お母さんに怒られながら、自分を責めながら
心の底に押し込めていた怒りを受け入れていきました。

そして、怒りが昇華された後、残ったのは

このままの自分を認めて欲しい
このままの自分を愛してほしい
やさしくしてほしい

でした。

彼女は嗚咽しながら、「本当の気持ち」を声に出したのです。

心のずっと奥底に閉じ込められていたこの気持ちを解放した瞬間
一気に身体の緊張がほぐれ、彼女の周りには穏やかな
そして優しい空気が流れていました。

抑え込んでいる自分の「本当の気持ち」を解放すると、
その人の中のエネルギーが大きく流れ出し
身体の緊張がほぐれていきます。

スッキリするのです。

↓玄関用のクリスマスリースを見よう見まねで作ってみました。
 グルーガン(接着剤)にてこずりながらも、楽しかった!
 お正月の飾りも作ってみたくなりました♪

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