【私の体験】普段の方が、よっぽど面白いよ! ・・・ってショックな言葉

自分がわからない・・・

 

女優時代の私のエピソードを1つ

ある演技のワークショップに参加していたころの話。

 

様々なプロダクション(俳優事務所)から、これまた個性あふれるメンツが集まったワークショップ。

舞台のオーディションを兼ねていたので、ワークショップで人より抜きんでて、選ばれる必要あり。

一つの台本を渡され、一つの役を何人かで演じていました。

 

同じ役の人、ほかの役の人、全てが自分よりすごい人のように思えてならなかった。

そんな状態だったから、演技にも身が入らず、ダメ出しをもらうばかりの毎日。

 

すっかり落ち込んだある日のこと。

 

このワークショップ参加している男性の一人と、帰り道一緒になりました。

 

何の話をしていたかはすっかり忘れてしまいましたが、楽しい話、冗談を言い合っていた気がします。

 

私がケラケラ笑っていると、彼が一言。

 

おまえさあ、その方がよっぽどいいよ。どうして芝居中もそうしないの??

 

???(私には何の事だかさっぱり)

 

その方が自然だよ。芝居してるとき、全然面白くない。普段のほうが、よっぽど面白いよ!

 

 

この言葉、結構ショックでした・・・心にグサリ・・・

 

普段の方が面白いって・・・私普段、どうなってるのかしら?
演技してるときと、何がちがうんだろう?

 

頭の中をこの疑問が駆け巡っていました。

 

彼は続けて言いました。

 

もっと、普段の自分を出せばいいのに。

 

 

???(普段の私って・・・いったい何???)

 

普段の私がわからない。

私がどんな声で話し、どんな表情をして、どんな気持ちでいるのか。

全然、わからない。

 

私は、自分のことを何一つ、わかっていなかったのでした。

 

 

この「自分のことがわからない」は、この後、しばらく続きました。

なぜなら、自分と向き合うことがイヤで、別の人間になりたいと思っていたから。
今のままが絶対許せなかったから。

 

もっと、上手くなればいいんだ! そうすれば普段より、よくなる!

 

そう考えて、さらにさらにワークショップジプシーに陥ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です