【私の体験】お金をいただけない・・・私、筋金入りの自腹ちゃん(泣;;)

今日は「かつて私、こんな人でした」の1コマを。

それは女優として舞台に上がっていたころのお話

当時の私は、上京して
「小劇場」と呼ばれる小さな舞台に立っていました。

舞台を創るって、お金がかかるんですね。
公演用の劇場を借りるのはもちろん、
照明機材を借りる、舞台セットに必要なものを借りる
自分たちで作れるものは材料を買ってきて作る

衣装も脚本の内容によっては手作りの可能性もあり。

チラシやチケット印刷代とか・・・
そして当日お手伝いをして下さる方々へのお礼金 などなど

スポンサーのつかない公演では、
これらはチケットを売って稼ぐことになります。

だから、公演関係者にはチケットノルマが発生することがほぼほぼ。

ノルマは公演する舞台の製作費にもよりますが、
金額にすると20万円~30万円くらい。
もちろん売れば売るほど、
1枚から少額のバックが入る 
こういったシステムを取っているところも。

みなさん、必死になって売るわけですよ。
だって、自腹はイヤですもんね。

 

ところが私ときたら、売ることに必死にならなかったのです。

正確に言うと、「売ることに必死になれなかった」

なぜならば、自分に自信がなかったから

自分のつたない演技にお金をもらうなんて、
私にはとてもできない

つまらなかったと思われるのが怖い

これは自分に対して思っていること。
ときにはこんな傲慢さ丸出しもありました。

(一緒にやる仲間のお芝居や脚本が“マズイ”と感じてるとき)

こんな芝居、人に見せられない。
もし見せたら、次は二度と来てくれなくなる

こんな小さな劇場でしか舞台に立ててない私を見て
どう思うだろうか

かわいそうって思われたくない

今から考えると傲慢極まりない!って感じです・・・

 

そして、こんな考えを持っている私は何をしたかというと

持ち出し=自腹を切る

これをずっと繰り返していたんです。

チケット50枚持っているとしたら、
買っていただくのは20枚ほど。
他は自腹

だったら、タダであげればいいじゃない?!
って思われるかもしれませんが
それもできないんです。

舞台公演のたびに、
「さあ、がんばって働くぞ!」と
ノルマによる借金返済のための覚悟を決めておりました。

 

覚悟の決めどころが違うわい!!

 

そんなわけで、
舞台 → 借金 → 返済 → 舞台 → 借金 → 返済 → ∞
という負のループを繰り返していたんです。

 

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